
この数年、すべての作業をノートPCで行っています。理由は、「どこでも同じ環境を使える」ということと「UPSが不要」ということに尽きるでしょうか。作業環境は、エディタ(Emacs)、端末(ssh)、文書作成(TeX)が必要で、これらをPCごとに設定するのは面倒です。
据置PCを使ったこともありましたが、常時起動していると、どうしても年に数回は瞬間停電で落ちます。かといって個人でUPSは使いたくないし...。その点ノートPCは、いくらバッテリーがへたってきても、30分や1時間は確実に動くので安心です。
もうひとつ、ノートPCが意外と嬉しいのは、外部ディスプレイを接続して、内蔵+外付けで広々とした画面で作業できる点です。写真はMacBook(1280x800)と、外部の20インチ(1680x1050)を接続した様子です。外部ディスプレイは通販で3万円(ポイントを使って実質2万円)で入手しました。価格を考えると満足感は非常に大きいです。
PCは、最近はMacを使っています。OSは何でもいいのですが、Emacs/TeX/sshを揃えようとすると、WindowsはCygwinを入れたりして大変、Linux系はインストールが面倒、ということで、UNIXがプレインストールされているMacがいちばん楽という結論になってしまいます。最近発売された軽いMacBook Airは「買うなら安定した1年後」と決めているため、しばらくは2kgのMacBookとのお付き合いが続きそうです。
余談ですが、作業環境としていちばん大切なのはデータの保全です。据置/ノートを問わず、ファイルが消えてしまっては意味がありません。そこで、ファイルはsshの暗号化通信でトンネリングしながら
unison(双方向のrsync)でサーバーや予備のPC(Windows/Mac)と同期しています。更新の履歴は、ローカル側はOSXの
TimeMachine機能、サーバー側は
pdumpfsを使っており、いつでも過去の状態に戻せます。大事な一部のファイルはSubversionで明示的に履歴管理をしています。
さらに余談ですが、TimeMachineやpdumpfsの裏側では、複数の時点のバックアップをディスク領域的に効率よく管理するため、更新されていないファイルをリンク(ハードリンク)で管理しています。最近ずっと、シンボリックリンクしか見ていなかったため、ハードリンクのこのような使い方を見たときは嬉しくなってしまいました。
permlink