「海馬―脳は疲れない」池谷裕二・糸井重里、新潮文庫 い36-4
「人間のものごとの理解」を対談しています。2002年に単行本で読んだと
きも面白かった記憶がありますが、買い直して読み直してみると、自分の
見方が変わった分、発見がありました。
p121の「暗記メモリーより経験メモリー」の話は、アンプラグドやドリト
ルの話に通じます。人は体験を通して学んでいきますが、その場をきちん
と作ってあげるのはノウハウが必要です。
p207の「ものごとを始められないときは、とにかくやってみるに限る」と
いう話は、一週間前にラフな全体を作ってみる仕事の進め方と同じですね。
p218の「そうすると、眠っている間に脳が無意識のうちに考えてくれるの
で、仕事もはかどる」という話は、小人さんが頭の中で仕事を進めます。
p286の「大きな問題は10個くらいの問題に分割すれば解決する」というの
は、完成させてから完成形を公開するのではなく、1個でもいいからどこか
にアイデアを書いて議論するという形です。p300あたりの「インターネッ
トができたから、考えている途中のことも発表できる」ことも同じです。
確かに、Blogや掲示板でやり取りしながら議論を進めることが増えました。